こんにちは。パーソナルアカデミー講師の橋本です。
受け持っていた生徒のM君とO君、どちらもそれぞれ公立高校と私立大学に進学が決まり、無事に受験シーズンを終えることができました。
合格、おめでとうございます。
二人ともあきらめずに頑張った結果が見事合格につながったのだと思います。
我々スタッフ一同、祝福する気持ちでいっぱいです。
4月になれば、それぞれの新生活が始まると思います。
充実したものになればと思いますが、二人から不安の声はやはり聞こえます。
新しい環境にうまく馴染めるのか、友達を作れるのか、または再び動けなくなって引きこもってしまうのではないか、と考えてしまう気持ちはとてもよく分かります。
私も、大学に入学した当初はそういった不安で一杯でした。
20歳で入学したので、年齢に対してとても引け目を感じていました。
私立大学だったため内部進学組はすでにグループになっていましたし、SNSを通じて入学前に友達を作っている人たちもいたので、ものすごく焦りを覚えました。
実際、最初の2日間は不安であまり眠れませんでした。ずっとこのまま友達ができず孤独な大学生活を送るような気がしました。と言うよりも、ほぼ確信に変わりかけていました。
転機は3日目に訪れました。これから講堂でオリエンテーションが開かれるのを待っていると、私のように一人で座っている“少数派“を見つけました。私は勇気を振り絞り、声をかけました。彼は大学で私の最初の友達になりました。
過去に不登校であったとか高校中退を経験した方が、大学入学後の新生活を心配するのは当然です。
しかし、何もなく普通に中学や高校を卒業した人にさえ、不安はあります。
誰しもが不安なのです。だから、不安であることを悪く思う必要はないのです。
一度挫折をし、それを乗り越えそれぞれ高校・大学に合格したM君とO君はその学年で誰よりも大変な苦労を経験した人と言っていいかもしれません。
私たちはその経験を引け目であると考えずに、誇りであると考えています。
最後にもう一度、M君、O君、合格本当におめでとうございます。