どうなったら卒業ですか?

どうなったらパーソナルアカデミーは卒業となるのですか?

先日、通ってくれている女性と面談
しているときに、どうなったら卒業と
なるのかを聞かれました。

 

そこで、今の自分の状態について聞いてみました。

 

「自分の嫌いなところが5つ言えますか?」

 

この問いにすぐに答えれると彼女は
言いました。

 

「自分の好きなところ5つ言えますか?」

 

この問いにもすぐに答えられると彼女は
言いました。

 

「自分の好きなところを5つ言えたら
卒業なんですよ!」と私が言ったら、
びっくりしていました。

 

「自分の好きなところが5つも言える
ようになった自分を褒めてあげて欲しい」
とも私は言いました。

 

ここに来たときは、とてもとてもそんな
状態じゃなかったはずです。

自分の嫌いなところしか見えない、

そんな日々を送っていたと思います。

それが、今は自分を好きになっている、
それだけで、どれだけすばらしいこと
かわかりません。

 

自分を受け入れ、自分を肯定できた
からこそ、自分を好きになれたのです。

 

そんな自分に出会えたら、
パーソナルアカデミーは卒業なのです。

 

「自分を好きになれて良かったね。」

彼女への私からの一番のお祝いの
言葉でした。

 

彼女はポツリとつぶやきました。

もう少しだけおいてください。
まだ、やっぱり不安です。

 

これからは飛び立つ勇気を持つ努力を
していってくれると思います。

 

彼女が卒業するまで、あとわずかです。

もう少しだけ一緒に考えていきたいと
思います。

復学・進学について

不登校に直面した時、保護者の方(本人も)が望んでいることはできるだけ早く、「普通の学校生活に戻る」ということではないでしょうか(どのような事を「普通」と呼ぶのかはまた別の難しい問題ですね)。不登校からの復学や進学は難しい事ですが、まずはそれを第一の目標とするのはごく当たり前のことでしょう。

短期で学校に戻るために、どのような準備が必要か、逆に言えばどのような状態にあれば、安心してお子さんを学校に送り出せるかということを考えてみましょう。そしてそのときには、学力よりもメンタル面を重視して頂きたいと思います。

学校に行けなくなって不安を覚える要素のひとつに、勉強に遅れてしまうということがあげられると思います。これはご本人もそうですが、保護者の方も当然感じられることだと思います。

しかしそもそも体調が悪かったり、気持ちの上でしんどいことがあって学校に行けなくなったのです。「せめて家で勉強だけでもしなさい」、と言われても、それはとても難しいものがあります。

もちろん学校に復帰したときに、授業にもすんなりと入って行ければ言うことはありませんが、そのことでプレッシャーを感じるよりは、またあとで取り返せるよ、学校に戻った時、分からないところがたくさんあったとしてもそれは仕方ないんだよ、と保護者の方が言ってあげることが大切ではないでしょうか。

実際に勉強するとしても、必要最低限の内容にとどめて、ご本人が、「みんなは大体今の時期はこのあたりを授業でやってるんだ」、ということが分かり、「でも学校に戻って落ち着いてから、勉強の遅れはいつかは取り戻せる」、と思えることが大事なことだと思います。

 

やはり復学、進学する際にはそうした学力よりも、メンタルがどれだけ回復しているかのほうが重要だと思います。どのようなきっかけで学校に行けなくなったにせよ、一度学校に行けなくなった状態からもう一度学校に通い出すというのは、とても勇気のいるものだからです。

学校はとても狭い世界です。登校すれば何より周りの目が気になりますし、自分が居ない間に学校はどんな変化があっただろうかと、とても不安になるはずです。

不登校からの復帰は決して焦らず、保護者の方も無理をさせずに気持ちの準備ができてからにして下さい。新学期や新学年、長期休暇開けや、それこそ中学から高校への進学など、分かりやすいい時期の区切りをきっかけにしてみるのもよいと思います。

そしてなにより、いったんは学校に通うようになったとしても、また不登校の状態に戻ることも珍しくありません。勉強について行けなかったり、生活リズムが戻らなかったり、まったく理由はないけどやはり学校に行きたくはない、となってしまうことはあるのです。

保護者の方はそうしてお子さんが一進一退を繰り返したとしても、そのたびに怒ったりするようなことは避けていただけたらと思います。粘り強く支えてあげて欲しいのです。

昔と較べて

私が不登校になったのは中学2年生の夏でした。1998年ですから、今、不登校で悩んでいる十代のみなさんは、まだ生まれていないか、赤ちゃんの頃です。

当時を振り返ると、今とは大きく変わっている所もあれば、そんなに変わらないなあと思えるところもあります。

ずいぶん変わったなあ、と感じるのはインターネットや携帯電話が今ほど普及していなかったことです。

私の実家がインターネットを導入するのが少し遅かったのもありますが、私が不登校になった時期に、ようやくインターネットに繋がったかどうか、といったところでした。

ですから私が不登校になった時、不登校や進学についての情報を調べるための手段は電話を使うか直接足を運ぶことに限られるわけで、今にして思えば両親はずいぶん苦労したのではないかと思います。

今では大抵の人がインターネットを利用することで、たくさんの情報を入手できます。パーソナルアカデミーに来ていただく方も、多くはインターネットで検索されてからいらっしゃいます。うまく活用すれば、不登校に悩む家庭の心強い味方になってくれるかもしれません。

携帯電話が始めて我が家にやってきたのも、私が不登校になってから、しばらくたってからだったと思います。

当時はスマフォなんてありません。たしかまだメールすら利用できない携帯電話だったような気がします。どこでもだれとでも、いつでも連絡を取り合える、というにはほど遠いものでした。当時の私は外出先で調子が悪くなる場合があったので、もし当時、携帯電話を家族全員が持っていれば、ずいぶんと安心できたのではないかと思いますね。

 

一方で、当時も今もあまり変わっていないところもあるでしょう。

すぐに思いつくのは、不登校という問題に直面したときに、本人や保護者、学校も、そのことに対して基本的には無力であるという所でしょうか。

最近は、かつてに比べれば不登校という言葉も一般化して、学校をはじめ社会全体でこの問題に取り組もうとする意識が出来上がっていると思います。しかしそれでも不登校に対する「特効薬」のようなものはないのでしょう。

学校がなんとかしてくれる、親がなんとかしてあげる。そんな簡単な問題ではないのです。あらゆる不登校生の悩みを取り除ける、万能の解決策はありません。

はっきりとした正解のない中で、本人と保護者が悩んだり失敗しながら、自分たちの進む道を探していくのでしょう。

こればっかりは、どれだけ世の中が便利になっても解決できないような気がします。

不登校生の昼夜逆転

不登校になった生徒さんの多くは、生活リズムが崩れてしまいます。もちろん、学校に通っていた頃のように、朝起きて夜は早くに寝る、といった模範的な生活を維持できる人もいるでしょう。しかし多くの人は、いわゆる昼夜逆転の状態になってしまうようです。

原因はいろいろ考えられます。

そもそも、その日の予定がなければ誰だって早起きはしにくくなります。これは大人になってもそうでしょう。学校、仕事や家事など、やらなければいけない予定があるからみんな頑張って朝起きているのです。それが毎日続いているから朝きちんと起きるという習慣が保たれているのだと思います。

学校に行けなくなると、その習慣を維持する必要がなくなってしまいます。ただでさえ気持ちの上で落ち着かず不安定になっている時期です。そのまま朝起きにくくなることは、良くあることなのです。

また、朝という時間帯に起きていることが精神的につらい、ということも考えられます。朝は家庭も近所も慌しく動き出す時間です。親、兄弟は出勤や通学のために準備を始めます。自分は不登校で家に残るのに、「いってらっしゃい」、とそれを見送るのは、居心地の悪さを感じてしまいます。

さらに朝起きていると、外からは通学途中の子どもたちの声も聞こえます。本来はその中に自分もいなければいけないと思っている声です。なんとなく罪悪感や後ろめたさを覚えるかもしれません。不登校になってしばらくは、朝感じる周囲の雰囲気がしんどいと言う人もいるのです。

夜は夜で、布団の中に入り寝る準備をするといろんなことを考えてしまい、なかなか寝付けなくなってしまうことがあります。目をつぶりじっとしていると、これからどうなるのだろう、明日はどうすればいいのだろう、と不安になることもあるでしょう。ネガティブなことばかり考えて、自分を責めたりするかもしれません。

逆に静かになった深夜だからこそ、安心できることもあるかもしれません。家族と顔を合わす心配もなく、周囲の顔色をうかがう必要もありません。自分の時間を作れたような気になります。また本来、寝ていなければいけない時間帯に夜更かしをしていることは、非日常的な体験で、そのことで現実から目を逸らしていられる、という人もいるかもしれません。

このように考えてみると、不登校なった生徒、とりわけ不登校になりたての生徒は昼夜が逆転する動機がたくさんあることに気付きます。ご家族が、「学校に行かなくても、せめて生活リズムだけは崩さないようにしようね。」と言っても、それができる子と、難しい子がいるのです。

落ち着いてから、どのように生活リズムを整えていくのかという問題は、また別の問題としてあります。今後のことを考える場合、ご家庭の方針として、厳しく叱ってでも早寝早起きをさせるということも、一概に間違ってはいないと思います。

ただ、いずれの場合でも忘れないでいただきたいのは、多くの不登校の子どもたちにとって生活リズムを維持し続けるのはとても難しいということ。そして生活リズムを維持し続けることも、また昼夜が逆転してしまったとしても、どちらも精神的にはしんどいということです。

不登校になった以上、自分はこんな状態でいいのだろうか、という不安はどのような生活を送っていても感じるものだと思います。

せっかく外出するのだから

不登校と言っても、学校に行かずにどういった生活を送っているのかは、人それぞれ違います。外出して、友達と遊んだり、習いごとをがんばる人もいるのです。

しかし、多くの不登校生は外出することに苦手意識を感じてしまいます。とりわけ学校に行けなくなった当初はそうです。学校に行ってない事への「引け目」のようなものがそうさせるのでしょう。

外出すれば、他人の目を意識せざるを得ません。私は中学生の時に学校に行っていませんでしたが、その当時一番イヤなのは学校の同級生に会うことでした。

ですから当然、彼らと会わないような時間帯を選んで外出しようと考えるのですが、たとえば平日の真っ昼間に中学生が外出していたら、それはそれで目立ってしまうのではないかと、気になって仕方有りませんでした。

一時的にではありますが、自宅から道路を一本隔てたスーパーに行くことすらできない時期もあったほどです。他人の視線を意識せずに、開き直って外出することができるまでには少し時間がかかりました。

それでも私が外出できるようになったのは、「外出したい」理由があったからだと思います。「外に出たほうが良い」、「どこそこに行かなければいけない」、といった理由ではなかったと思います。

本屋に、雑誌の立ち読みに行きたかったのです。ただそれだけです。

くだらない理由ですが、それは当時の私がとてもしたいことだったのです。

ありがたかったことは、両親がそのことについて何も言わなかったことです。ただ「いってらっしゃい」、そして「おかえり」と言ってくれたことです。

もしも両親に、「みんなが学校に行っている時間に、本屋で立ち読みなんてみっともない。」といったことを言われていたら、家の中に引きこもっている時間がもっと長くなっていたと思います。

不登校になると、外出するだけで勇気がいるものです。そういったとき、それでも外でやりたいことがある、家の外のほうが楽しめることがある、ということは大きな力を持っています。

がんばって外に出るのだから、イヤなことだけをするのではなく、やりたいことや楽しいことをする。まずはそういったことから苦手意識を取り除いていくのも良いかもしれません。

子どもが不登校になったとき、どうしますか?

子どもが不登校になったとき、どうしますか?

 

お父さん、お母さん、
お子さんが不登校になったとき、
どうしますか?

何としても学校に連れて行く、
登校刺激をせずにそっとしておく、
放っておく、
など、いろんなことを考えると
思います。

そんなご家族を応援したくて
動画を撮っています。

Youtubeにアップしています。
ぜひ、ご覧ください。

1 落ち着いて

2 ただ、見守る

3 本音でぶつかる

4 本音は覚悟がいる

5 お母様が悪い

など全部で18本あります。

ぜひ、ゆっくりご覧ください。

祝!!合格!!

こんにちは。パーソナルアカデミー講師の橋本です。

受け持っていた生徒のM君とO君、どちらもそれぞれ公立高校と私立大学に進学が決まり、無事に受験シーズンを終えることができました。

合格、おめでとうございます。

二人ともあきらめずに頑張った結果が見事合格につながったのだと思います。

我々スタッフ一同、祝福する気持ちでいっぱいです。

 

4月になれば、それぞれの新生活が始まると思います。

充実したものになればと思いますが、二人から不安の声はやはり聞こえます。

新しい環境にうまく馴染めるのか、友達を作れるのか、または再び動けなくなって引きこもってしまうのではないか、と考えてしまう気持ちはとてもよく分かります。

 

私も、大学に入学した当初はそういった不安で一杯でした。

20歳で入学したので、年齢に対してとても引け目を感じていました。

私立大学だったため内部進学組はすでにグループになっていましたし、SNSを通じて入学前に友達を作っている人たちもいたので、ものすごく焦りを覚えました。

実際、最初の2日間は不安であまり眠れませんでした。ずっとこのまま友達ができず孤独な大学生活を送るような気がしました。と言うよりも、ほぼ確信に変わりかけていました。

転機は3日目に訪れました。これから講堂でオリエンテーションが開かれるのを待っていると、私のように一人で座っている“少数派“を見つけました。私は勇気を振り絞り、声をかけました。彼は大学で私の最初の友達になりました。

 

過去に不登校であったとか高校中退を経験した方が、大学入学後の新生活を心配するのは当然です。

しかし、何もなく普通に中学や高校を卒業した人にさえ、不安はあります。

誰しもが不安なのです。だから、不安であることを悪く思う必要はないのです。

 

一度挫折をし、それを乗り越えそれぞれ高校・大学に合格したM君とO君はその学年で誰よりも大変な苦労を経験した人と言っていいかもしれません。

私たちはその経験を引け目であると考えずに、誇りであると考えています。

 

最後にもう一度、M君、O君、合格本当におめでとうございます。

再スタートするタイミングとして

なにか新しいことを始める時に、何かきっかけがないとなかなか始められない、ということは大人になってもよくあることです。ましてやしばらく動けていなかった不登校生が、再スタートを切るときには、そのタイミングがとても大切になってきます。人間誰しもイヤなことからは目をそらしたり、後回しにしてしまいがちですからね。

さてもうすぐ4月を迎えるわけですが、この季節は新しく何かを始めるタイミングとしては最も分かりやすい時期のひとつでもあります。日本の教育のスケジュールになれている私たちは、子どもから大人までなんとなく、4月というのは心機一転新しいスタートが始まる季節だと感じています。新しい学年、新しい学校。新しく社会人になり、新しい職場に配属され、といった感じですね。

ですから学校に行けていない方でも、気持ちも身体にも余裕が出てきた。そろそろ動いてもいいかな、と考えているならば少しだけ頑張ってもらいたい季節でもあるのです。「春が近づいて、周りもそんな空気だから」とか、「自分もこの流れに乗ってみようかなあ」と思いながら何かを始められるかもしれません。

もちろん何もかも周りに任せっきりではいけませんが、自分が動き出すきっかけとして、時には世間や周りの雰囲気を利用してみるのも良いのではないでしょうか。ヨイショが効かないとき、足がすくんで背中を押してほしいとき。不登校の方も春に向けて、季節の流れは大切にしてほしいと思います。

3月に入って。

ついこの前、年が明けたと思ったら、早くも3月です。あっという間ですね。

学校に行っていない人にとっても、年が明けてから4月の新年度スタートが近づくにつれて、いろんな決断を迫られると思います。3月は一番プレッシャーがかかる時期かもしれませんね。

4月からどうするのか。今まで考えなくても良かったことをしっかり考えなければいけませんし、周囲から色々と言われては急かされているような気持ちになって、しんどい時期かもしれません。時には実際に行動に移さなければいけませんし、何より新しいことを始めるには勇気がいります。自分のタイミングをじっくり待つのが何より大事なのは言うまでもありません。焦って無理をしてはいけませんよ?

春だし、新しく何かを始めるには良い季節なのは確かです。まずは自分が動けるのかどうか。気持ちと身体のどちらもエネルギーはちゃんと貯まっているか。そのことはしっかり確認して下さいね。

 

一丸になって闘えますか?

年の瀬を迎えて、町はクリスマスだ
お正月だと楽しい気分であふれて
います。

ところが、不登校だった子ども達が
新たな進路に向けて旅立つときに
大きく立ちはだかる壁が「受験」
です。

ただでさえ、学校に行くことに不安
を抱えて苦しんでいたのに、学力を
つけるために勉強をするまでには、
みんなかなりの時間がかかります。

それでも、受験は他の多くの子ども
達と対等に受けなければなりません。

高校受験でも大学受験でも、子ども
達の不安は、他の受験生に比べれば
格段に大きいのです。

そんな中での受験です。

このときに、ご家族とうまくいって
いない、とか、ご家族と意見が食い
違っている、とかでは、子ども達が
全力で受験に迎えません。

100%の応援があったとしても、
苦しい闘いを強いられる子ども達
なのに、ご家族とうまくいかない
状況で、どうやって受験に立ち
向かっていけるのでしょうか。

だからこそ、家族みんなで一丸に
なって、過去に不登校をしていた
我が子を応援してあげていただき
たいのです。

受験は一人ではできません。
これはすべての受験生にあては
まります。他の受験生も家族の
応援があってがんばっているの
です。

そんなときに不登校の経験があり
不安いっぱいの中での受験なの
です。

そんなときに家族とうまくいかないで
受験を乗り切れるはずがありません。

 

だからこそ、一丸になって闘えるように
受験までにいろんな話をできるように
しておいて欲しいと思います。

 

子どもを本当に心から支えられるのは
ご家族です。

受験までにご家族ができることが
たくさんあります。

あたたかい応援をお願いいたします。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。