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さて高認を受験するとき、どれくらい勉強をすれば合格できるのか、皆さん気になると思います。受験者の中には長らく勉強から離れている方も多いため、試験と聞くだけで、漠然とした不安感を抱かれる方も多いかと思います。
そこで今回は高認試験の問題内容がどのようなものかを簡単に紹介していきます。
別の機会に詳しく説明しますが、高認合格には最低でも8科目の勉強が必要です。過去に何らかの方法で単位を取得していれば、科目が免除されるケースもありますが、もしそういった科目免除の要件がない場合は8科目以上の試験に合格する必要があります。
さてそれぞれの科目の難易度についてですが、これは実際に問題をみていただくしかありません。それぞれの方の学力の違い、得意不得意の科目もあるでしょう。ただ何年分かの高認試験を並べて見比べてみると、各科目とも毎年同じような傾向の問題が出題されていることに気づけるはずです。難易度に関しても毎年、極端に大きな差はありません。これは対策を立てて、効率よく勉強していくためにはとてもありがたいことです。
また大学受験や資格試験と異なり、決められた定員まで受験者の数を絞っていくような試験ではありません。そういった試験によくある、受験生を振るい落とすための意地の悪い、癖のある問題は高認試験にはないと考えて良いでしょう。
文科省の側が「この受験者は公立高校の教科書に載っているような基本的な問題が、ある程度解けるかどうか」をチェックする試験です。基礎的なことをコツコツと勉強できれば、誰でも受かるようにできているはずなのです。
さらに高認試験の特徴としてマークシート式であるという点があります。こちらのメリットについて次回説明します。